【サイエンス?】ブログタイトルについて

こんばんは、妙子です。

現代に生きる人の多くにとって「科学」って、一種の信仰みたいなものかと思います。
科学そのものではなくても、思考法や問題解決も含めて。科学主義っていう言葉もあるようです。哲学とか、疎くて申し訳ないです ^^;

私自身、日常的に科学や科学的概念、思考法を一番の拠り所にしていると思います。
それは一見、論理的でありますし、説得力もあるし、結論は正しく見えます。

でもその一方で、ずいぶん前に読んだ本にあった一説がずっと頭の片隅にあります。
著者は養老孟司さんで、「唯脳論」か、その前後に出版されたものなので
書かれた時期は1980年代後半から1990年代初旬のものだと思います。

そこには

科学とはありそうな事実である

と書いてありました…多分(笑)
本が手元にないので、使われている言葉が間違っているかもしれませんが ^^;
科学で証明されるものは、一定の条件下での結果であるので、それは「真実」ではない
そういう文脈で書かれていました。

真実を証明するものは客観的事実(=科学)だと短絡に考えていたのと、養老さん自身が解剖学という科学のフィールドにいらっしゃる方なので、とても衝撃を受けました。

私は日々、ほぼ科学的な根拠や思考で生きていると思います。
ただ、時々ふと「本当にそうなのかな?」思うのです。
そんな感じであっちとこっちのあいだを行ったり来たりしているので(笑)、こういうブログ名にしました。
なのでこのブログでは、科学やテクノロジーそのものだけでなく、科学的な思考法も含めて「サイエンス」としています。
どこがサイエンス?って内容もあるかと思いますが、そういう思いから書いております ^^
ご承知おきくだされば幸いです。


#科学主義 #唯脳論 #養老孟司