【あいだ?】おとうさんのキモチ?

こんばんは、妙子です。

その昔、セクハラという言葉はありませんでした。セクハラがなかったのではありませんが。
会社に行けば当然のようにお茶出しを命じられて、20代も半ばを過ぎたら「結婚しないの?」と言われ、すれ違いざまに平気でお尻を触ってくる。そんな環境でもセクハラって言葉はなかったんですものね ^^;

同じようにパワハラという言葉がなくても、パワハラはありました。
モラハラという言葉はなくても、モラハラはありました。

でも、そんな言葉のなかったころの価値観を持っている人にとって、あとから出てきた言葉と概念に
「あなたのその行動はNGですよ」
ってジャッジされることは、なかなか大変な価値観の変容を求められるんじゃないかな、と思ったりもします。同情はしませんが。全く(笑)

世のおとうさんのありがちなモラハラといえば
誰が稼いでると思ってるんだ
誰が養ってると思ってるんだ
っていうのですね。
もちろん言わないおとうさんもいらっしゃいますが。

こういうのって、父親に言われた、夫に言われたっていうことをよく聞くので
男性特有の発言なのかな?と思いがちですが、実はそうではなくて、
性別によるものではなく、置かれている立場によるもののようです。

私自身、一家の稼ぎ頭だということもあり
一生懸命働いてお金を稼いでいます。
最近はそんな感情はわいてきませんが、頑張り始めた頃は、どこかで認めてほしいという感情があったのか家族に対して尊大な態度を取っていたように思います。いや、お恥ずかしい…。

そして、私がお金を受け取る側にあるとき、お金を渡す側の人は「お金払ってるんだから言うこと聞け」とばかりに尊大な態度を取ってきます。それは男女問わずです。

なぜかお金を払っている人が、オーナーとなり主人となりルールを決める、決める権利があるという思い込みというか、そういう感じになりますね。
どうしてなのかわかんないですけど。
親御さんと同居を決めた方が、お金を払ってるのはこっちだから私の言うことを聞くように自分の親に言ったという話も聞いたことも。正直、ドン引きですが^^;
こういうところがお金の不思議なところです。

お金を払うとき、払う側が気持ちよくお金を出せない時
そこには「認めてほしい」とか「納得できない」っていう感情がくすぶっているのだと思います。
そこが解消されない限り、お金に絡むモラハラとしておもてに出続けるのかな、と。
誰が払っているとか、どっちが上とかそういうパワーゲームには本質はないのでしょう。

モラハラおとうさんの切ない胸のうちが、ちょっとわかるような気がします。同情はしませんが(笑)
でも、このモヤモヤした気持ちをうまく解消できたらいいですよね。